薬剤師としての在り方

私の勤める薬局に訪れる患者さんは、60歳以上の比較的ご高齢の方が多いです。
ご高齢の方のジョークには笑えるものと笑えないものがあり、特に『死』に関する話題になると、コミュニケーションを取るのに少し神経を使います。

隣接するクリニックの先生は、患者さんの体調やご年齢を配慮して、処方する薬の量を調整しています。
普通は30日分を処方するのですが、ご近所にお住まいであまり運動を好まれない患者さんには、わざと14日分という少ない数を処方します。
薬を取りに来院するだけでも、ちょっとした運動になるからです。
もちろん、患者さんに了承を得ての事です。

普段家に籠って人とコミュニケーションを取ることの少ない患者さんには、なるべくクリニックや薬局に来ていただいて、私達薬剤師や看護師さん、事務員さんと多少の会話をするだけでも随分違うとの事です。
来院する度に再診料、処方代が発生するため、患者さんにご負担が掛かるので、それでも良いという患者さんのみ対象に行っています。

患者さんが頻繁にクリニックに来るので私達薬局の仕事量も当然増えますが、ご高齢の患者さんが増えている中、このようなちょっとした心がけがこの先必要になってくると思います。
中には冗談で、一カ月に一回でいいから生存確認の電話をしてよ!とお願いしてくる患者さんもいらっしゃいます。
その時は笑って誤魔化すのですが、実際にご高齢の孤独死が増えている世の中です。
わたしはこちらのサイトを参考にして今の薬局の仕事が決まったのですが、
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これだけのお給料をいただいているので、薬剤師としての仕事だけでなく、医療従事者として、患者さんに対してそれ以上の何かしらフォローできることがあればするべきだと考えるようになりました。

クリニックの先生は、診療中の患者さんの態度や何気ない会話の中に異変を見つけて、心配な方にはこまめに電話で連絡をされているようです。
先生の指示のもと、薬が切れているはずなのに来院されない患者さんには、看護師さんや事務員さんが仕事の合間を見つけて連絡してご体調の確認の連絡を入れるとも聞きました。
中には色んな複雑な事情で来院したくても出来ない患者さんもいらして、電話をすると怒られてしまう事もあるのですが、地域のご高齢の方々へ、私達が出来る精一杯の心がけだと思ってこれからも続けていこうと思っています。

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